人生の潤いと共に

主に本について書いてます。特に文学、哲学、学術書についてです。たまにそれ以外のことを言ったり、自論を書くかもしれません。まだ始めたばかりなので記事は少ないですが、一読してくだされば幸いです。

文学

哀しき数奇な人生に苦しみつつも、整然と生き貫いた女性詩人”アンナ・アフマートヴァ”『レクイエム』を読んで

ロシア二十世紀を代表した詩人といえば、マヤコフスキーとアンナ・アフマートヴァ 後々彼らが名声を馳せるようになると、批評家はそのように彼らを二極の存在として見なした。 甘い賞賛と捻くれた嫉妬紛いの批判と共に、彼らはロシア文学の文壇で知らない者…

影響を受けた本と著者 三島由紀夫

何を書こうかとあれやこれやと考えていたところ、先ずは自分の好きな本を特に私の人生に深い影響を与えてくれた素晴らしい本について語るのが一番よいかなと。 ジャンルはごちゃ混ぜですが、どうしてそれを好きになったのかを語って行こうと思います。